認めてもらいたい人への期待に応えようとしすぎないで!!!
映画は心理スリラーです。でも心の中をすごくえぐった感じです。 心を見つめることができなければ、ただの妄想映画で終わってしまいますよ。 五十を超えると刺激的な音や場面の効果は疲れますが・・・ でも仏教でいう「わが心」を見つめるということを考えれば、凄く自分にも 迫ってきますよ。 私も以前、上司の方の期待に応えよう、それも完璧にと思うと 苦しくなり、ストレスので胃が詰まって消化しないという症状に みまわれました。 この映画を観て、その事が頭によぎりました。 でも少し完璧を緩めると楽になりました。 少し「こだわり」や「執着」を捨てれば楽なのです。 そのように自分の心がコントロールできれば楽なのです。 本当に心の有りようとは不思議なものです。
総本山平野大念佛寺、万部法要には沢山の方々が
本年もお参りくださっています。 その機会に、布教師会として、東日本大震災の義援金の募金活動を 毎日(5月1~5日)、大念佛寺山門の前で行っています。 沢山の方々が協力して下さっています。 私たちが予想していた以上に募金して下さいます。 小さな子ども達から年配の方々まで・・・ 本当に自分のお布施を頂く以上に、胸が熱く感じています。 私たちのご本尊(十一尊阿弥陀如来)は、縁起の曼荼羅です。 縦(時間的)のいのちのつながりと横(空間的)いのちのつながり、 網の目のように縦と横のつながりによって、今私の存在(いのち)が あるということを教えて下さっています。 自分の利益や関係のあるつながりだけではなく、見えないいのちのつながり、 当然知り合いがいなくても、震災の方々ともつながっているのです。 募金をして下さる方々の、目先の損得を超えたつながりを凄く感じるのです。 融通念仏宗布教師会では、この万部法要五日間の皆さま義援金とともに 私たちの布教師の義援金をプラスして、7月ぐらいに、直接宮城県に お届けする予定です。
昨年のお彼岸に、当寺にコンサートに来ていただいた
歌う尼さん(シンガーソングライター)のやなせななさん。 先日日テレ系列チャンネルで、「NNNドキュメント’11~歌う尼さん」という 放映がありました。 その放送番組のやなせさんの紹介は以下の通りです。 「梁瀬さんは2004年、念願のCDデビューを果たした。その矢先、 ガンに侵され卵巣と子宮を全て摘出した。 未婚の若い女性としてはあまりに辛い現実。 一時は自暴自棄になったが、彼女の歌を身じろぎもせず 聞いてくれる観客の姿を見て、歌手として、僧侶として、 自身の進むべき方向性に気付いたという。「歌う尼さん」として、 全国を飛び回る彼女の姿を通して、「命」や「平和への願い」について考える。」 このドキュメンタリーを観て、私自身も凄く前向きにしてもらえました。 それは、彼女が病気をする前、僧侶として教えのまま、 「亡くなると浄土に往生し、また還ってこられる」と説いておられた。 でも自分も含め、自分と同じ病気の方々などと関わる中で、 「本当はみんな生きたいんや」 という実感に変わっていく場面でした。 口先ではない、体全体で感じた真実の言葉! 私もそうならなければと励まされました。 これに勝るものはない!これが彼女の歌から出る 「命」へのメッセージだと感じました。 彼女の歌を是非被災された方々に贈りたい・・・ ![]() (昨年 当寺で歌うやなせななさん) きっと少しでも前向きに生きていこうと思ってもらえるはずです。 やなせななさんのHP
諏訪中央病院院長の鎌田實先生の、
本日の毎日新聞夕刊の掲載記事です。 「現地に支援にいけない人にもできることはあります。 (中略)被災しなかった人たちがしっかり働いて雇用を拡大し、 たまにはおいしものを食べてお金を使うことは、被災者を 応援する意味でも重要なことなのです。 大事なのは、家族でラーメンを食べに行く時も、頑張って 経済活動にかかわることが東北の人を助けることにつながる、 というちゃんとした意思を持つことです。現地にいける若者は ボランティアとして、はせ参じればよいでしょう。 全体が内向きになってしまっては、日本が崩壊してしまいます。 それぞれが自分に与えられた任務を精一杯生きることが日本を 救うことだと思います。」 私たちも今、生き方を点検して前向きに生きることが 一番大事なことではないでしょうか?
この度の大震災に対して私たちのほとんどは、
義援金の協力ぐらいでしょう。 私も宗団や、いろんな会からの義援金に協力して いくつもりです。多分一過性ではだめで、長い義援金活動が 必要と思われます。 現在僧侶の私に出来ることは、 毎朝のお勤めの時に、物故者追悼、そして今も大変な被災者の為に 前向きに生きて欲しいという祈りをするしかありません。 仏教では、心の煩悩(毒)の一つに「貪欲(むさぼりの心)」が あります。これは毒の中でも、三毒と言われるひとつで強い毒です。 例えばライオンはお腹一杯になると、目の前のシマウマなど 目もくれません。 そこまでの欲、つまり生きるための欲はよいのです。 でも人間は、得れば得るほど益々欲しくなり、 お腹いっぱいでも、どんどん苦しくなるほどためこんでいきます。 今回の震災に於いても、風評から食べ物や乾電池、水など ためこんで買うという人たちがいました。 まさにこのような欲こそが、強い毒の貪りなのです。 便利さも限りなく求めて、原発というエネルギー問題も 今考えさせられています。 薬も飲み過ぎると毒になります。便利さもパンクするまで 求めれば毒になります。 もうこれで十分だという、毒をおさえる我慢がなければ、 次の世代に毒しか残さなくなってしまいます。 今私たちが少し我慢して、次の世代に少しでもよい環境や 幸せになりやすい地ならしぐらいしてあげなければいけないのでは ないでしょうか? 私たちの生き方や考え方を少し変えていくことも必要かも? そういう便利さの我慢が、小さなことですが、震災の方々に出来る ことではないでしょうか?
東京の「自殺対策に取り組む僧侶の会」の方から
以下の呼びかけが送られてきました。 私も早速、賛同し自坊でお祈りとお勤めをしたいと思います。 出来るところから何かしていかないと、という思いで。 賛同される方は輪を広げてくださることを願っております。 平成23年3月16日 関係者各位 宗教者有志 呼びかけ:「被災者とともに~生を祈り、死を悼む~」の提案 東日本大震災によって亡くなられた方々にお悔やみ申し上げますとともに、 被災されたみなさまには心からお見舞い申し上げます。 全国の寺院・神社・キリスト教会・新宗教団体などにお声掛けをして、震災 発生から7日目に当たる3月17日に「祈りと追悼(被災者とともに~生を祈り、 死を悼む~)」を行うことにしました。 午後2時46分からはまず1分間の黙祷をし、その後、形式は問いませんが、 お寺のお堂での法要や教会での祈りなど、行動を共に起したいと思います。 賛同していただける日本中のみなさまとともに、被災された方々のこころの 安寧を祈り、犠牲者を悼み、この災害の復興に向けた想いを結集させましょう。 なお、しばらくは「被災者とともに~生を祈り、死を悼む~」を、7日おきの 毎週木曜日の同じ時刻に続けたいと思っています。 呼びかけ人 藤澤克己(浄土真宗本願寺派僧) 前田宥全(曹洞宗僧侶) 吉田尚英(日蓮宗僧侶) 中下大樹(真宗大谷派僧侶) 吉水岳彦(浄土宗僧侶) 保科正和(キリスト教牧師) 連絡先(藤澤克己) *被災された方の中には、ご家族や友人が安否不明のまま、不安な日々 を過ごしていらっしゃる方も大勢います。そうした方々への配慮という意味でも、 今回の「祈りと追悼」は、基本的には即時の報道対応はせずに、静かに進めて いきたいと思っておりますので、ご理解いただきますようお願いします。
東日本大地震の被災 者に対して、お亡くなりになられた方のご冥福と
被災された方々へ のお見舞いの意を申し上げます。 東日本大地震殉難横死之諸霊無上菩提 災害状況がだんだん明らかになってくるほど、 この地震で亡くなられた方々の多さや被災されている方々の 大変さも想像を超えるものとなってきました。 私たちの宗派(融通念仏宗)は関西だけなので、東北にはもちろん 宗派のお寺もありません。 何が必要なのか?どんな支援が求められてるのか? 私たち僧侶にできることなど情報を求めています。
『一人一切人』(いちにんいっさいにん)とは、
自分自身と大切な人のために生きるということ! 『定年前からの健康法』 医学博士 岡本裕著を 読んでいます。 その中で、私たちは毎日、何千個という数のガン細胞が発生しています。 でもガンを発症しないのは、免疫機能のお陰で、そのつどガンを 治しているというのです。 つまり「自己治癒力」があるというわけです。 よって健康のためには、自己治癒力を低下しない努力が必要です。 それにはストレスをためない考え方や食事による 健康維持ということです。 9割の病気がストレスということなので、 やはり心の有り方が大切になります。 私たちの念仏修行は、心の有り方を健全な方へ向けることです。 心はほっておくと、ガン細胞が毎日発生しているようなものです。 目先の利益の方しか向いていきません。 自分自身のエゴの方しか向いていきません。 だから念仏修行で、仏の心という免疫機能を発揮させて 目先のエゴにストップをかけていくのです。 つまり念仏は、自己治癒力(仏の心)をださせる健康維持の 働きなのです。 念仏は働き(力用=りきゆう)であるから、私たちはまず 如来蔵(仏の種、仏の心)があると信じることが先ず大事と 教えています。 これを信じず、念仏だけしても効果はないと説いています。 健康のためには、自己治癒力を信じ、食事や日常生活への 自己管理により、病気化しないようにするように、 私たちの信仰は、自分の心には仏の蔵があると信じ、 念仏修行により、心が目先の利益から損得を超えた 智慧になる、つまり考え方を変えていく作用です。 そしてエゴではなく、自分自身と大切な人のために 生きようとできるのです。 自分自身と大切な人のために生きることこそ、 『一人一切人』(いちにんいっさいにん)なのです。
本宗には、「御回在」(ごかいざい)という独特の行事があります。
本山のご本尊の掛け軸を持って、末寺信徒の家をお参りするものです。 つまり菩提寺さんが家にお参りするという月命日のようなものを イメージしていただいたらよいかと思います。 各家を本山直々に、しかもご本尊を持ってお参りされるのです。 そして各家のご先祖のお勤めを終えた後、 その家の参詣者に「身体堅固」というお頂戴をいたします。 (写真参照) ![]() 写真:月刊「ひととき」(2007年12月号) JR東海発行より 「お頂戴」とは、写真のように、一人一人の背中にご本尊を載せるのです。 このお姿こそ、『観無量寿経』(かんむりょうじゅきょう)の第八観の 「入一切衆生心想中」(一切衆生の心想の中に入りたもう)という お言葉そのものを形(相)として顕したものなのです。 真実の仏とこの煩悩だらけの私たち、相反するものが一つに なった形(相)なのです。 生仏一如(衆生と仏が一つ)なのです。 どうか私たちが、ありのままを観る智慧、更にはもっと深い 見えないところまで観る智慧になるように・・・ 仏(一)と我(人)が一つ(不二)になってくれよという願い、 これこそが本当の「一人」(いちにん)なのです。 つまり目先の損得や差別で見る娑婆の世界ではなく、 目先の損得で動かされない、自分の生き方、大事なものを 先ず優先する生き方、つまり仏側から観る智慧こそが 「一人」なのです。 その姿を形(相)で顕してくださっているのが、「御回在」 の『お頂戴』の姿といえましょう。 ご本尊がわざわざ私たちのところへ「早く目覚めてくれよ」と 呼びかけに来て下さっているのです。 私たちが目覚めるのを待ったられない、早く救いたいという 仏の願いをこんな素晴らしい形(相)で顕して下さっているのです。 < 前のページ次のページ >
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大阪府東大阪市にある 融通念佛宗 紫雲山 大念寺 ホームページ 大阪市平野区にある 融通念佛宗の総本山 大念佛寺 *大念佛寺では年3回 新聞(会誌)「大念佛」を発行しています。 ********* 自死(自殺)に向きあう関西僧侶の会 「一人ひとりが生き生きと暮らし、安心して悩むことのできる社会」に心を動かされ、私も活動を始めました。 ********* アルパのささやき パラグアイのハープ、アルパ演奏家の丸田恵都子さんのオフィシャルサイト。お寺のコンサートでお世話になっています。 カテゴリ
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